Y2000番台の形式は、急行形車両の中でも二階建車両のみが名乗れる形式です。
太電では、二階建車両の事を「アルトカー(Alto car)」と呼びます。「アルト」はイタリア語で「高い」などの意味があります。
増加する中長距離の通勤客へのサービス向上を図るため太陽電気鉄道関東管理局は、座席定員の強化を目的に1984年(昭和59年)にY2000系電車アルトカーを導入した。
1980年代当時、座席定員増強のために導入された二階建電車は、修学旅行客向けの近畿日本鉄道20100系と、フランス国鉄(SNCF)のZ 5600系しか導入例が無く、世界的にも珍しい電車として話題になった。
この車両は、動力車を含めすべての車両を二階建にするため動力車には機械室が設けられており、通常の電車で床下に設置される機器をこのスペースに集約させた。
Y2000系電車 アルトカー 概要 |
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営業最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
設計最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
起動加速度 | 2.0 km/h/s( mph/s) |
常用減速度 | 3.5 km/h/s( mph/s) |
非常減速度 | 4.0 km/h/s( mph/s) |
車両定員 |
電動先頭車:102名(86席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,900 × 高4,100 mm |
車両質量 |
先頭電動車 40.5 t 中間電動車 39 t 中間付随車 32 t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V 交流架線電化方式 20,000V(50Hz / 60Hz) |
主電動機 | 直流複巻電動機 |
駆動装置 | 中空軸平行カルダン駆動方式 |
制御装置 | 電動カム軸式抵抗制御 |
制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS、T-ATC など |
製造年 | 1984年(昭和59年)~1986年(昭和61年) |
運用年 | 1984年(昭和59年)~ 現役 |
製造メーカー | 太陽重工業 |
配備地域 | 全国(樺太、北海道、東北、北陸を除く) |
Y2100系電車 アルトカーⅡ 概要 |
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営業最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
設計最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
起動加速度 | 2.0 km/h/s( mph/s) |
常用減速度 | 3.5 km/h/s( mph/s) |
非常減速度 | 4.0 km/h/s( mph/s) |
車両定員 |
電動先頭車:102名(86席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,900 × 高4,100 mm |
車両質量 |
先頭電動車 40.5 t 中間電動車 39 t 中間付随車 32 t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V 交流架線電化方式 20,000V(50Hz / 60Hz) |
主電動機 | 直流複巻電動機 |
駆動装置 | 中空軸平行カルダン駆動方式 |
制御装置 | 電動カム軸式抵抗制御 |
制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS、T-ATC など |
製造年 | 1992年(平成4年)~1995年(平成7年) |
運用年 | 1992年(平成4年)~ 現役 |
製造メーカー | 太陽重工業 |
配備地域 | 全国(樺太、北海道、東北、北陸を除く) |
Y2200系電車 ニューアルトカー 概要 |
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営業最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
設計最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
起動加速度 | 2.5 km/h/s( mph/s) |
常用減速度 | 4.0 km/h/s( mph/s) |
非常減速度 | 4.5 km/h/s( mph/s) |
車両定員 |
電動先頭車:102名(86席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,900 × 高4,100 mm |
車両質量 |
先頭電動車 40.5 t 中間電動車 39 t 中間付随車 32 t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V 交流架線電化方式 20,000V(50Hz / 60Hz) |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
駆動装置 |
TD平行カルダン駆動方式 |
制御装置 | GTO-VVVFインバータ制御 |
制動装置 |
回生ブレーキ併用電気指令式電気ブレーキ 全電気ブレーキ 抑速ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS、T-ATC など |
製造年 | 2000年(平成12年)~2002年(平成14年) |
運用年 | 2000年(平成12年)~ 現役 |
製造メーカー | 太陽重工業 |
配備地域 | 全国(樺太、北海道、東北、北陸を除く) |
Y2300系電車 ネオアルトカー 概要 |
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営業最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
設計最高速度 | 130 km/h(80 mph) |
起動加速度 | 2.5 km/h/s( mph/s) |
常用減速度 | 4.0 km/h/s( mph/s) |
非常減速度 | 5.0 km/h/s( mph/s) |
車両定員 |
電動先頭車:***名(**席) |
最大寸法 | 長20,000 × 幅2,900 × 高4,100 mm |
車両質量 |
先頭電動車 ** t 中間電動車 ** t 中間付随車 ** t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V 交流架線電化方式 20,000V(50Hz / 60Hz) |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
駆動装置 | TD平行カルダン駆動方式 |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御 |
制動装置 |
回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ 全電気ブレーキ 抑速ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS、T-ATC など |
製造年 | 2016年(平成28年)~ |
運用年 | 2016年(平成28年)~ 現役 |
製造メーカー | 太陽重工業 |
配備地域 | 全国(樺太、北海道、東北、北陸を除く) |
R2400系電車 アルストムアルトカー 概要 |
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営業最高速度 | 120 km/h(75 mph) |
設計最高速度 | 130 km/h(80 mph) |
起動加速度 | 2.5 km/h/s( mph/s) |
常用減速度 | 4.0 km/h/s( mph/s) |
非常減速度 | 5.0 km/h/s( mph/s) |
車両定員 |
電動先頭車:***名(**席) |
最大寸法 | 長21,000 × 幅2,900 × 高4,100 mm |
車両質量 |
先頭電動車 ** t 中間電動車 ** t 中間付随車 ** t |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流架線電化方式 1,500V 交流架線電化方式 20,000V(50Hz / 60Hz) |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
駆動装置 | TD平行カルダン駆動方式 |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御 |
制動装置 |
回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ 全電気ブレーキ 抑速ブレーキ |
保安装置 |
T-ATS、T-ATC など |
製造年 | 2018年(平成30年)~ |
運用年 | 2018年(平成30年)~ 現役 |
製造メーカー | 太陽重工業 |
配備地域 | 全国(樺太、北海道、東北、北陸を除く) |