特急料金不要のお得な急行列車「グランツシティ」のご案内です。
グランツシティは、1964年に「武市剛太郎の奇跡」と呼ばれる東京・名古屋の私鉄大合併の際に東京~静岡~名古屋を結ぶ目的で誕生しました。客車の方が運行コストが安く、当時電圧が路線によって異なっていたためこの形での運行となりました。
当時は「東名急行」と呼ばれており、静岡からの通勤客や観光客など利用者はかなり居たそうな。
1987年、日本国有鉄道・日本関東鉄道公団・日本北海道鉄道公団の民営化の際、日本国有鉄道赤字路線の一部と日本関東鉄道公団・日本北海道鉄道公団の路線及び車両等を引き継ぐこととなり、更には子会社だった太陽近畿鉄道と太陽九州鉄道を吸収合併し、太陽電気鉄道の規模が日本全国規模になりました。
その時、列車運行の長距離化が進みグランツシティの運行本数や運行路線も増えました。
しかし1991年頃から安定していた日本経済が崩壊(いわゆるバブル崩壊)、これによりグランツシティやナイトシティ(夜行特急)の利用者数が減少、最盛期には多く走っていたグランツシティも本数が減らされ、グランツシティは衰退すると思われていました。
1996年、当時社長を務めていた「武市剛太郎」氏が高齢を理由に社長を辞任、太陽電鉄に新しい社長が就任しました。それが「武市良一郎」氏、現在の武市財閥総帥殿です。
武市良一郎氏は、運賃設定の見直しやサービスの向上、グランツシティの有料急行から無料急行への切り替えなど徹底的な改善を行った結果、グランツシティの利用者は最盛期には及ばないものの 利用者数が戻り、廃止を免れました。
2012年には、「グランツシティ」という愛称がつき、客車や機関車のリニューアルが行われました。
現在は、長距離の通学・通勤客や観光客向けのお得な列車として運行されています。
休日の太電東京(日本橋)駅では、グランツシティが頻繁に発着する姿が見られます。
列車名 | 運行区間 | 列車番号 | 停車駅 |
GC東北 | 東京~大宮・久喜・栃木・新白河~福島 | GC100~GC199 | 準備中 |
GC東名 | 東京~小田原・元箱根・静岡・豊橋~名古屋 | GC000~GC099 | こちらをご覧ください |
GC北陸 | 会津若松~新潟・長岡・太電富山・珠洲市~太電金沢 | GC300~GC399 | 準備中 |
GC名阪 | 名古屋~京都・太電難波・太電九条・三ノ宮・神戸・西明石~姫路 | GC200~GC299 | 準備中 |
GC九州 | 小倉~博多・佐賀・新大村・浦上~新長崎・熊本 | GC400~GC499 | 準備中 |